KA1-404を4ケ月ほど使っての感想。 SWR1.0はずっとではない- アンテナが伸縮するのでSWRは全帯域1.1以下。などと他のHPで見たりします。嘘ではないですが、エレメントに付着する露、雨、雪などの影響があるので、その度微調整が必要になります。特に、40m,30m は1.1以下は難しいです。cm刻みで微調整できるのでどこか良いところは出ますが、天候、露によって変わります。なので朝と夜とではSWRが違うのは当たり前。1.5以下なら妥協する感じになりました。ただリニアがSWRが高いと判断して、パワーダウンしてしまうのがちょっと問題です。 送信前には空送信- バンドが変わると自動でエレメントが伸縮します。しかし、いつの間にか雨になっていたとか、エレメントのトラブルも考えられるので、とりあえず1Wぐらいで送信してSWRを確認してから運用するルーチンとなっています。 デジタルSWR計- クロスニードル式のSWR計では、SWR1~1.5ぐらいはほぼ誤差というか確認が困難かと思います。デジタル式のSWR計で、設定したSWR値より高くなったら、リニアを強制バイパスする機能付きのものが必須かなと感じます。LP-100Aはずいぶん高くなりましたがとても良いです。MFJ-826Bは手ごろでよかったですが、今は手に入るかどうかです。 帯域が狭い功罪- エレメントが巻き尺故、普通のアルミパイプのように同じ長さでの帯域は非常に狭いと感じます。これが雨とか雪の影響の一因です。ただ、逆を言えばQが高いということで混変調の影響が少ないのではないかと思います。 重量- 私のは4エレで55kgほどあります。ただ、エレメントがグラスファイバーで重いため、風受面積以上の影響があると思います。NB42X(22kg)はマストを固定するUボルトは4本ありましたが、これは3本です。かなりきつく締めても風で回されます。(マスト径φ48)ローテータが壊れるよりはましなので、まず良いですが、6エレでφ60に取り付けている方でも回されてずれると言っていました。 回されると、ステーを釣っている関係でブームがねじれて、エレメントが傾くことがわかりました。また、回されるとマスト上を多少滑るためアンテナが下がってきているのを確認しました。対策として、垂木止めクランプをアンテナの下に入れて、ボルトを立ててみました。これがいかほど効くかは後日。 サービス体制- このアンテナは、コントローラー、エレメントの伸縮機構、途中のケーブルのどれがダメになっても使えなくなります。普通のアルミアンテナの3倍のリスク要因があるということになります。修理体制については、修理日は月水金で当日返送ということで、1週間弱で復旧できる可能性が高いです。実際、自分のコントローラーの修理も1週間以内で解決しました。 飛びと耳は- これまで17,12,10mは2エレでしたし、20mは短縮の4エレでしたので、これらに関する限り飛んでいるし聞こえていると感じます。FT8の待ち時間にせよ、コンテストでのパイルにせよここは満足しています。コンディションもあるのでしょうが、試し打ちとなった CQWW SSBで最初の12時間で10mが1,000QSOを超えたので性能は悪くないと思います。 QSYの時間- 巻き取り状態から7MHzに出るためには30秒くらいエレメントを伸ばす時間が必要です。QSYしてもエレメントが伸縮する時間が必要なので、スイッチで即切り替えはできません。よって、SO2Rは実質的にできません。 周波数トラッキング- 自分はICOMとYAESUのリグがありますが、コントローラーはメーカーが異なるとDIP SWで切り替える必要があります。なので、異なるメーカーのリグで同じアンテナを使おうとすると一工夫必要になります。自分はYAESUをからICOMのCI-Vが出るようにして対応しようとしています。 電源OFF- うちは無線をしないときは全設備の電源をOFFにしています。このアンテナは、伸ばしたアンテナの位置を維持するために常に通電状態にしなければなりません。伸ばした状態で電源を切ると伸展長を見失うため、一度完全に巻き取ってから再度伸ばす必要があります。落雷の影響などを考えると、伸ばしっぱなしはやはり怖く、コントローラーケーブルも必要な時に外しやすいよう、プリンタ延長ケーブルをつないで簡単に外せるようにしました。 常時通電状態にしているOMがコントローラーから煙が出たというトラブルがありました。やはり電源はOFFの方が良いのかもしれません。ステッピングモーターは場所を保持するために電気を流し続けます。 結露問題- エレメント(釣り竿)は中空で、先端にはスポンジのようなフィルターが付いています。中の駆動部までは空気が行き来できる構造なので、気温差による結露は起きにくいのではないかと思います。 エレメントの固定- ブームにエレメントを取り付けるときには、結構Uボルトなどきつく締めないとエレメントが傾きます。何回か傾いて、最終的にはブームがちょっと変形するぐらいまで締め込んで、今のところ動かなくなりました。アルミエレメントだと、ブームに載せれば、勝手に水平になったりしますが、これは内部構造の影響だと思いますが傾いてきます。巻き尺アンテナはエレメントが水平というか、先端が下がっていることが前提のはずで、そうしないと機械的に上手く伸展しないと思います。また大きく傾いて、先端から水が入ったら制御部が壊れてしまう恐れがあります。 組み立て前の検品は必要- 梱包はこれでもかというぐらい丁寧でした。ナット、ワッシャー、ボルトが1個ずつ仮組みしてあるのは、日本製でもそうそうないと思います。 一方、エレメントのグラスポールに塗装のはげがあり、連絡したところすぐに代替品を送ってきてくれたのですが、これまた不具合品。ロッドを伸ばすと抜けてしまう。 各エレメントのコントローラーへ接続するコネクターは防水なのですが、そのコネクタの組み立てがダメで手前から水が入るようになっていました。仕事でコネクタの組み立てなどを見ているので、すぐに気付いたのですが、気づかないとトラブルになっていたかもしれません。これもすぐに代替品を送ってきてくれました。ちなみに、不良品は着払いで返送したので、家で不良在庫の処分は不要でした。 グラスロッドの組み立て- グラスロッドは一度伸ばして、必要な長さまで伸びるかの仮組みが必要です。塗装の厚さによって、指定した長さまで伸びないことがあります。結構しっかり引っ張る必要がありました。 この伸ばしたまま、コントローラーに差し込むのは場所と重さの関係上かなり難しく、一旦伸ばした位置にマーキングして縮めるわけですが、気を付けないと草や小石が噛んで、再度伸ばした時にグラスロッドに傷が入ります。 前後の重量バランスは取れない- マニュアルに、ブームの中央が重量バランスの中央ではないので調整が必要と書いてあり、確かに中央ではなかったのですが、中央をクロスマウントで固定しないと、ブームがねじれてしまいます。M4かM5のタッピングビスでブームを連結しているため、エレメントが揺れるとだんだん緩んできます。よってセンターを固定するしかないのですが、工人舎へ聞いたら「ステーで釣れば大丈夫」とのこと。ステーで釣ったからと言ってバランスが改善するとは思えないのですが、こうとしか固定できないので諦めます。 ちなみに、ブームの連結部分のネジ穴がずれていてタッピングビスが入りませんでした。作業日程の関係で、代替品を待てなかったので自分で追加工となりました。検品必要です。 CAT の共用 - YAESU CATにしてSPEのアンプとRS232Cを分岐させると、アンプ側の周波数の問い合わせがVFO-Bも行っているようでアンテナが相互のバンドを行ったり来たりしてしまい使えない。ICOM CI-Vなら今のところ問題ない。 ー気が向いたときに追記していきますー
by amd_factory
| 2025-03-07 21:08
| アマチュア無線
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