ローテーターは回るのだが、アンテナが動いていなくても、コントローラーの針がどうもふらふらして安定しない。記憶によれば10年以上この状態。初めて買ったローテーターなので、最初はわからなかっただけかもしれない。
他局で運用させてもらうと、このような状態はないので、どうにも気になり始めた。とりあえず、マニュアルに従い、コントローラーの端子の電圧を測ってみた。 コントローラーをローテーターを接続した状態で、コントローラー4-6間の電圧は14V。 マニュアルでは12Vのようだが、ちょっと高い。電圧が急に下がったりすることがあり、そのときに針がふらふら動く。 切り離して各々測定すると、ローテーター側のボリュームの抵抗を確認すると5kΩで問題なし。 コントローラー側の4-6の電圧は12.5Vが出ていた。 クリエートにメールで聞いたら、ローテーターかコントローラー、もしくは両方のボリウムが怪しいとのこと。 それなりの値段がかかるようなので、自分でコントローラーを開けて、破損部品がないか調べてみたら、あることに気が付いた。 部品が足りない。付いているものが違う。 図面はRC5-1用のものとRC5-3,RC5A-x,RC5B-3用のものが付いていて、部品から見ていくとどうにも合わない。 制御用の整流部分のコンデンサの容量は、右側のC15が2200μFのはずなのに、1000μFが付いている。 RC5-1用の図面では1000μFなので、この基板はRC5-1用のものなのだろうか? プレセット用のリレー(K3, K4)が取り付く部分が基板上にあるので、RC5A-x用で間違えはない。 さらに、CR1のダイオードが付いていない。ハンダ面から見ると付いているようだが、上の写真でも 本来3個並んでいるべきなのが2個しかない。 これがない状態だと、全波整流で設計されているのが半波整流になっており、動くことは動くが電流が足らないのであろう。 コントローラーの針が動くたびに電圧が下がるのは、ここが原因のようである。 試しに、C15のコンデンサに並列に2200μFのコンデンサを取り付けたら、針が動いたときに、暗くなっていたランプがある程度安定して明るい状態となった。 あとはダイオードを付ければよいと思うのだが、なぜこの状態に組み立てられ出荷されたのが謎だ。図面が違うのか?まずはクリエートの回答待ち。
by amd_factory
| 2015-07-12 21:33
| アマチュア無線
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