人気ブログランキング | 話題のタグを見る
MFJ-259B修理 その4
思ったより早く届いた。

単品で検品

B→E 767mV
E→B ∞
B→C 747mV
C→B ∞
E→C ∞
C→E ∞

まず、普通の正常なトランジスタの値かな。

部品を取り外した瞬間に部屋のどこかに飛んでいってしまい、不具合品なのか
検査できないまま、交換に入ることとなる。
交換後のオンボードでの測定結果。

B→E 688mV
E→B 297mV ?
B→C 297mV
C→B 711mV ?
E→C 708mV ?
C→E ∞

値は他のパーツからの回り込みがあるので、まぁそんなもんなのだろうか。
スイッチを入れたところ、表示に変化あり。


SWR>25 と出ていたのが、SWRは25以下になったようで、一応数字が出るようになった。
T9にオシロを当てたら、正弦波が測定できた。ただ。。ずいぶん周波数が低い。 xxxkHz
バリコンを回して変化するが、そんなにあがらない。まぁハンディオシロなので‘MHzオーダーは
測定できない。
相変わらず周波数が出ないのは、別な原因のようだが、とりあえず一歩前進。

Mコネに50Ω、100Ωの抵抗をつなぐと、SWR>25になって、R=は出るけど、X=は表示が消える。

基盤をよ~く見ると、といってもよくみえないのだが、ピンセットで触った時に、なんか引っかかる。
亀裂か? これ写真
MFJ-259B修理 その4_c0166683_19144384.jpg


拡大してみて、破損しているのがわかった。オンボードで抵抗測定すると290kΩもある。
これは壊れている。回路図では50Ωなのだが実物は51.1Ω(51R1)
チップ抵抗の手持ちはないので、51Ωのリード抵抗をつないだ。
結果、50Ωのダミー抵抗で、R=50 SWR1.0、100ΩでR=100 SWR2.0と出た。
検波部はチップ抵抗の交換が必要のようだ。このままリード抵抗にするか、チップ抵抗を発注するか。
なお、周波数をあげて行くとSWRがあがるので、おそらくちゃんと発振するようになったのであろう。

次は、周波数カウンタ部を調べるか。
by amd_factory | 2015-06-07 16:58 | アマチュア無線 | Comments(0)
<< MFJ-259B修理 その5 ソフトボールカーニバル >>



アマチュア無線とラジコン。冬はスキー
by amd_factory