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MFJ-259B修理 その1
アンテナのSWR調整のため、アンテナ切り替え機の後に、SWRアナライザーをつなぐ。
調整が一段落したところで外出し、遠くで雷の音が聞こえた。
戻ってみると、アナライザーをつないだまま外出していたようで、まぁたまにやっていたので
気にもせず、調整を続けようとしたら、周波数表示が0Hzのまま動かない。
MFJ-259B修理 その1_c0166683_16523934.jpg

落雷?いや遠すぎる。そもそも、他には何にもなっていない。どうやっても復旧しないので、どうやら壊したのは確定らしい。
Googleで調べる。

どうやら、MFJ-259Bは必要なときのみにつなぐもの。
つなぐ前には、フィーダーの芯線とグラウンドをショートさせ、たまっている静電気を放電するのが
正しい使い方だったらしい。
そういえば、以前、フィーダーをアンテナ切り替え機につなごうとした瞬間、火花が飛んだこともあった。
マニュアルでは+2V以上の印加はご法度のようだ。

回路図を見つけるまでにしばしかかる。しかもよく見えない。
校正方法はこちらが詳しい(回路図もここ)。

日本で修理に出された人をみると、部品1個程度。ショットキーダイオードが飛ぶことが多いらしい。

さて、回路図をよく見ても、入力のダイオードが飛ぶだけで、周波数が出なくなるもんだろうか?の疑問が湧く。
同じトラブルに見舞われたと掲示板で見かけたJA8の方にメールを出したが、4個ダイオードを交換したけど、直っていないらしい。
オシロでT9を当たっても、なんの出力もなく、Q20のトランジスターが怪しいと思うものの、回路図の字がつぶれていて何を使っているかわからず、調べようがない。
テスターでD1~7を当たってみるが、順方向の電圧降下、逆方向の電圧降下は以下の通り

D1 308mV 1260mV
D2 304mV 997mV
D3 300mV 910mV
D4 307mV 1053mV
D5 308mV 1255mV
D6 309mV 1241mV
D7 309mV 1255mV

オンボードであるし、全部のダイオードの逆方向の値も出てるが1200mVぐらいで正常なんだろうと勝手に思う。
でもD2,3は逆方向の電圧降下がちょっと低い

MFJ-259B修理 その1_c0166683_16531047.jpg


ともあれ、このダイオードの型番HSMS2820をebayで調べると簡単に見つかった。
10個、送料込みで238円。待つことができるのなら最高。まぁ急がないので発注。
by amd_factory | 2015-05-15 20:02 | アマチュア無線 | Comments(0)
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by amd_factory