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同軸コネクタ再利用
新品のケーブルには新品のコネクタを使いますが、中古の実験用のケーブルなどに
中古のコネクタを使いまわしにしてます。
Mコネなので、芯線と網線がハンダ付けされているので、どうすれば簡単に取れるのか?
どこかのHPで見たのですが、どうやっても探し出せません。その記憶と自分の方法で
備忘録として書いておきます。これを見て試される方は自己責任にてお願いします。

1.コネクタから、2cmほどケーブルを残し同軸ケーブルを切断。
2.1cmほど外皮、ポリ絶縁を取り除き、芯線をペンチでかめるようにする。
3.芯線をパンチで引っ張りながら、反対のコネクタ先端を加熱。
4.程なく芯線が抜けてくる。
5.ポリ絶縁だけをラジペンで引っ張り抜く。どうにも抜けなさそうなときは
  コネクタの網線接続部分辺りをハンダこてで加熱すると、ちょっと溶けて抜けてくる。
6.網線のハンダ穴にドリルで穴を開ける。8D-2V用のであれば4mmのドリルでOK。
7.網線をペンチで軽く引きつつ、その穴にハンダコテを差し込んで加熱。網線が抜けてくる。
8.これを穴の数だけ繰り返す。
9.最後に芯線の穴にドリルで穴を開けて、塞がっているハンダを取る。8Dなら2.5mmでOK

最近の同軸コネクタは、芯線のピンの部分の絶縁物が熱に弱いので、5.で余り熱しないように
気をつける。ピンの位置が前後に動いてしまったら、もう再利用はあきらめる。
by amd_factory | 2014-08-15 00:20 | アマチュア無線 | Comments(0)
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