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トランシーバー切り替え器 回路図
アンテナから入った信号をT字コネクタで2分岐して、FLEX-1500とIC-7300に入れてます。
SSBの受信では1500のほうが聞きやすい。デジタル処理が上手なせいか弱い信号でも7300より聞こえます。CWの受信も1500なのですが、若干のタイムラグがあるため、高速CWの局とのQSOに使うにはちょっと厳しい。ただ、1500はQRPリグのため5WPEPしか出ないという弱点があるため、送信は7300から行いたい。受信機が2台ある状態なので、7300の弱点であるディアルウォッチも可能ですし、マルチバンドアンテナなら、違うバンドも普通に聞けます。

さて、送信は7300からしか行わないため、送信信号が、1500に入らないように工夫しなければなりません。色々方法はあるかと思いますが、リレーを使いました。
7300のPTT状態をACCコネクタから取り出して、リレーを切り替え。1500をアンテナ回路から切り離すとともに、1500を送信状態にして受信回路を保護します。ちょっとした手違いで、アンテナから切り離されていたものの、送信状態になっていなかったこともありましたが、20Wでは大丈夫だったようです。

分岐するのにトランスを入れたほうが良いとか色々あるかとは思いますが、とりあえずこれでやってます。
トランシーバー切り替え器 回路図_c0166683_21004694.jpg
さて、リグ2台の音をどうやって聞き分けるのか?ですが、ヘッドフォンの切り替え器で、LR別々にどちらのリグの音も聞こえるようにしています。送信のときは強制的に7300のほうに切り替えて送信モニタをできるようにしています。

追記:FLEX-1500のSetup→General→Hardware config でReceive Onlyにしてしまうと、
Setup→General→Options の All mode mic PTTにチェックしても無視され、7300送信時に送信にならないので注意。

by amd_factory | 2017-01-05 21:16 | アマチュア無線 | Comments(0)
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